Bravery Ordeal -人間と淫魔の子の物語- 総評

総評

今回はBravery Ordeal -人間と淫魔の子の物語-の総評をさせていただきます。

総評ですが、多様な淫魔に誘惑されながら先を目指す王道の逆レイプRPGを遊んでみたい変態にオススメの作品です!

評価項目 点数
ストーリー,世界観 7/10
キャラ,絵柄 9/10
ゲーム性,ボリューム 7/10
逆レイプ 8/10
合計 31/40

シンプルだが少し捻りもほしい

ストーリーとしては、淫魔に拐われた母を救うために魔族の島を目指すというシンプルなもので、良くも悪くも深く考えることはありませんでした。

しかし、主人公が淫魔とのハーフであることや誘拐の目的などが終盤まで明かされないことで、プレイヤーと主人公で温度差が生まれているように感じてしまいました。

主人公としては一刻も早く母を助けたいと必死なものの、事情が想像できるプレイヤーとしては危険がないことが分かっているため、どこか主人公に感情移入できなかったです。

何か、主人公が自分の中の淫魔の力を認識するようなイベントでもあれば、もっと設定を生かした物語に仕上がるかと思います。

主人公が淫魔とのハーフというのは本作一番の個性ですので、そこを全面に出した展開が用意できたら面白くなりそうだと感じました。

詳しいことはサフィリアしか知りません。

歴史要素を深掘りすべき?

人間は魔族が危険な存在だと教えられているものの、実のところ、魔族はむしろ人間との和平を望んでいるというのは良い設定だと思いました。

実際、道中の淫魔も主人公以外を襲うことはなく、過度な支配や略奪はしてはいないため説得力はあるのですが、そうなると一方的に魔族を敵視していた人間側がマヌケに見えてしまいます。

魔族はもっとエロくないのか!?

人と魔物の共存という題材はこうした作品では多く取り扱われているのですが、名作は淫魔の生態や歴史的背景といった様々な事情が共存を難しくさせているという設定が非常に丁寧です。

本作にはかつて両者が争っていたという歴史こそあるものの、淫魔の搾精事情や魔族社会での葛藤などが無く、どうしても薄い設定に思えてしまいました。

ハーフである主人公が共存の架け橋になるストーリーを追加する話を追加するだけでもかなりのボリュームを追加できそうなので、そこをもう少し追加してほしかったです。

簡単に言わない方がいいと思うんですが・・・

ハーフの特性を見たかった

淫魔とのハーフである主人公の特徴として、まず、主人公は他の人間とは比べ物にならないほどの魔力を有しています。

そこに冒険者であった父親譲りの戦闘力も加わったことで、街警護の仕事で活躍する優秀な人財に成長し、当然モテるので主人公として申し分ないスペックを秘めています。

しかし、これではただ強いだけの他の男と変わらず、もっとハーフだからこその個性を発揮してほしかったです。

一応、淫魔として周囲の女性を無意識に魅了していたり、娼婦のテクニックに勃起すらしないなどの描写はあるのですが、もう少しあからさまな人外の凄みを見たかったです。

М男「大歓迎なシチュエーション!」

淫魔は個性的でGOOD

道中の淫魔も戦闘になれば様々な言葉責めで誘惑してくるため、それぞれ個性が出ていてエロくて魅力的でした。

中には友達になれる淫魔も存在し、友達に何度も気持ちよくシてもらってレベルを捧げたりもできるのは良かったです。

ただ、ボスは各試練の最奥で待ち構えていていきなり戦闘になるタイプですので、もう少し掘り下げが欲しいと感じました。

ボスの中でも天女様は特殊な誘惑をしてくるので、他のボスにもそうした個性的な技を用意させればもっとキャラが立つ気はしました。

魅了など無くとも奉仕しますとも!

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一歩物足りないシステム

簡単なレベル上げや戦闘中の誘惑と射精、再戦時のセリフの変化など、本作はこうした逆レイプRPGに欲しい要素は多く詰め込まれています。

しかし、名作と呼ばれる作品と比べると、快適さやエロさでワンランク落ちる印象です。

このブログで過去に紹介した作品ですと、ザコに勝たなきゃ進めない!ではレベル上げが体力を消費することが無く快適で、再戦時のセリフも初戦とはまるで違った内容だったので、何度も負けることに興奮できる良作でした。

他の作品とも似たようなシステムが随所でありますが、本作はそうした名作と比べるとどうしても見劣りする印象です。

しかし、多くの作品の良いところを集めている作品だとは思うので、少しの工夫で一気に名作へと進化できるポテンシャルはあると思います。

再戦時の追加セリフは良いものですね。

特殊誘惑は面白い

私が本作で好評したいところは、戦闘時の特殊な誘惑です。

風魔法を使うとスカートがめくれてドキッとしてしまったり、炎魔法で淫魔が汗をかいてフェロモンが濃厚になるなど、敢えてそうした攻撃をしてしまいたくなるようなシステムは面白かったです。

また、誘惑に乗れば特別な責めをしてくれることもあるので、負ける楽しみが増えるのはМ男として嬉しい限りです。

ただ、そうした特別な誘惑で力尽きても通常敗北と同じエロシーンなのが残念でした。

負け方に応じた末路が描けていたらもっと良かったです。

舐め犬エンドとか欲しい?

連続射精の激しさが素晴らしい

本作のエロシーンは、ほぼ全てが濃厚な連続射精になっております。

ハーフである主人公に淫魔たちは興味津々で、何度射精しようと関係なく極上のテクニックで快楽を刻み込まれます。

射精したらレベルドレインされるのですが、虜にされてしまえば関係なく何度でも精を捧げてしまうので、圧倒的な女性上位が感じられて良かったです。

また、中には主人公のチンポでイく淫魔もおり、気に入られて搾り取られる展開もあってソフトMにも嬉しい展開でした。

足コキが少ないのが気になりましたが、エロシーンはどれも実用的で良かったです。

連続射精の描写は素晴らしいです。

二回目敗北演出はほしい

淫魔に敗北すると負け癖をつけられて、次に会ったときに淫魔が強化されるというのはМ男として嬉しいシステムです。

しかし、負け癖がついても戦闘前にセリフが追加されるくらいで、戦闘にそこまで影響はなくエロシーンも変化しません。

負け癖は何度も敗北するからこそ映えるシステムですので、やはり2回目敗北演出は欲しかったです。

ただ、後半の『ブライドサキュバス』は何度も敗北することでイベントが進む淫魔だったので、この負け癖が上手く機能していたと思います。

ボリュームは膨れ上がりますが、他の淫魔にもこうした何度も敗北する楽しみを与えられれば名作になれると思いました。

ヒロインの風格では?

終わりに

以上で本作の総評を終わります。

至らない部分が多いですが、少し手を加えるだけで一気に名作になりそうなポテンシャルは秘めているので、今後に期待したいです。

それでは最後に、本気になったサフィリア様から一言!

ありがとうございました!

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