ラスト・メイル ~人類最後の男がハーレム搾精逆レ○プされるRPG~ 総評

総評

今回はラスト・メイル ~人類最後の男がハーレム搾精逆レイプされるRPG~の総評をさせていただきます。

総評ですが、男性死滅事件の解決を目指して旅をする主人公と仲間たちの物語を描いた大長編RPGで、世界観の細かい設定やキャラの深掘りをしてくれる丁寧なゲームを楽しみたい変態にオススメの作品です!

評価項目 点数
ストーリー,世界観 9/10
キャラ,絵柄 9/10
ゲーム性,ボリューム 10/10
逆レイプ 7/10
合計 35/40

序盤から伏線が用意された完成度の高いストーリー

本作はストーリー部分がとても重要視されており、長編でありながら矛盾点や不快な点が無く、エロを抜きにしても楽しめる作品となっております。

特に序盤の山場である女王への説得の場面では、登場人物それぞれの責任や覚悟がよく描かれており、人格者が集まっているのが見て取れて熱くなれました。

「どうして最後の男性であるラストや王国の姫であるシルフィーナが危険な旅に出る必要があるのか」、という誰しもが思う疑問に対しても作中で正しく指摘され、ちゃんと答えているのは良いと思いました。

今度は女性が死滅するかもしれないと不安は尽きません。

中盤は少し盛り上がりに欠ける部分もありますが、事件の真相が少しずつ明らかになっていき、不安で間違ったことをしてしまう人間の弱さが描かれるのが良かったです。

そして終盤、黒幕がキモいです(誉め言葉)!

こうした長い冒険の中でも、仲間たちの可愛らしい会話や男がいなくなったことで変態になった女によって和やかな世界観を楽しめ、あまり暗い気持ちにならずに楽しくプレイすることができる良作だと思います!

探せば変態はいっぱいいます。

エロが物語に絡まないことが課題

欠点としては、RPGとしての良さを追求するあまり、エロが無くてもいい扱いになってしまっていることです。

そもそも最初のエロシーンを見るまでが長く、中には2時間以上エロシーンが無い区間もあり、エロゲーとしては致命的だと感じました。

また、エロシーンに入るタイミングの多くが、モブキャラのエロシーンを見た後や宿屋で休んだタイミングであり、メインストーリーの中でエロシーンに突入することが少ないのも勿体ないと感じました。

もっと物語の中でラストの身体を要求してくる女を出したり、エッチで交渉をする展開もあれば嬉しいところです。

普通のRPGなら問題ないのですが、エロRPGとしては物足りない部分が多いので、メインストーリーの中でエロを挟んでほしいと感じました。

エロの舞台は完璧なんですけどね・・・

会話劇で魅せるキャラの魅力

本作の魅力の1つとして、女の子達との非常に多い会話劇が挙げられます。

メインストーリーではもちろん、サブイベントや町の散策でもヒロインがツッコミを入れたり、ランダムで会話イベントが発生するなど、何もないところでもいきなり女の子との会話が始まったりして、長いダンジョン探索も飽きずに楽しめました。

ゲテモノ好きなエレノア。

特にランダムな会話イベントでは、ヒロインたちの旅立つ前の話や変わった趣味の話題で盛り上がるなど、可愛さをより引き出してくれる内容で見どころ満点です!

乙女な妄想がすごいエレノアやシルフィーナ画伯など、面白いものも沢山ありますのでぜひ見ていただきたいです。

また、ウサウサはゲームにおけるメタ発言やパロディネタをお構いなしに使ってくるので、色んな意味で印象的でした。

ミニゲームなど不要!門番は倒すのみ!

サブキャラにもっと出番を!

メインヒロイン以外にも、世界一の商人を目指す糸目のお姉さんや、王国の騎士団長と副団長といったキャラは本編でも重要な役割を担っています。

しかし、騎士団に関してはシルフィーナ絡みでしか出番がなく、商人のお姉さん以外はどの女性も限定的な出番しかありません。

また残念なことに、そんな彼女たちとのエロシーンがありません。

せっかくエロゲーなんだから、登場する美女とは全員イベントがあるくらいを期待しているので、もっとエロの充足をお願いしたいです。

副団長クルミさんのエロシーンが無いのは残念・・・

逆に、サブイベントで屋敷の双子お嬢様をわからせるものがあるのですが、こういうのはむしろ本編でもやってほしいです。

ヒロイン以外とのエロシーンも本編に絡んでいければ、もっとキャラが印象的になりそうだとは感じました。

この2人はメインキャラに昇格してほしい。

双子お嬢様とのエロシーンが気になった変態は↓をチェック!

探索、サブイベントも大ボリューム

RPGとしては必要なものは完全に網羅されており、非常に完成度が高い仕上がりです。

丁寧なチュートリアルや町の散策による情報収集はもちろん、ミニゲームや隠しアイテムも充実しており、余すことなく調べたいゲーマーには嬉しい作り込みになっておりました。

唐突なクイズ。豪華賞品もなぜかあります。

バトル面でも、レベルを上げておかないとザコ戦で苦戦してしまうくらいには大変で、レベリングと装備の充実は必要だと感じました。

ただ、お金と消費アイテムは余りがちなので、勿体ないと思ってセコくならなければ苦戦することはない快適な難易度だと思います。

また、道中での秘奥義の習得や最強武器をゲットするイベントもあり、エロゲということを無視しても普通によくできたゲームだと感じました。

探索好きにはたまらないイベントです!

オート機能とバトルファックの充実を

ゲームとして気になったのは、バトルが面倒なことです。

戦闘にはラストを含めて6人が出撃するため、6人の行動を毎回決めるのが面倒で、「ガンガンイこうぜ」といったオートバトル機能が欲しいと感じました。

戦闘を早送りする機能はあるのですが、そもそもエンカウント率が高く、全体攻撃で一掃するワンパターンな戦法になるため、敵が出なくなるアイテムもあればもう少し快適に冒険できると感じました。

また、バトルファックの機会が少ないのも残念でした。

エロい技で攻撃してくる敵は、中盤以降は全体攻撃で一掃してしまうためそもそも目立つことが無く、かといってエロ技メインのボスも少ないです。

エロゲーとしてはもっとエロ特化なボスというのもいていい気がしました。

クリア後には仲間ともそういう戦いができるのですが、本編でもできれば嬉しかったです。

最強爆乳軍団とも自由に戦えます。

いちゃラブ奉仕がメイン

エロシーンに関しては、仲間にS女がおらず全員ラストが好きなため、いちゃラブ奉仕がメインとなります。

シーン自体は少ないものの、官能小説のように描かれるエロシーンはテキスト量が多く、1シーンのボリュームは申し分ないものとなっております。

また、ハーレムプレイが非常に充実しており、エレノア以外は巨乳であるためにパイズリが多いのも魅力です。

特に終盤はヒロイン5人に同時に責められるものがありますので、ぜひご自身で堪能してください!

お姫様のノリがよくて助かる。

気になる点としては、やはりエロシーンの総数と見れるタイミングの偏りです。

シーンの多くは町で見られるものとなっているので、宿屋以外でもラストの性欲処理をするイベントは欲しいと感じました。

また、本番シーンが少ないことも課題で、プレイの幅を広げたいという意図は理解できるのですが、女性上位でガンガンイかせに来るシーンはもっと欲しかったです。

子づくり事情に関してはエンディングをお楽しみください。

逆レイプはサブキャラが担当

メインヒロインに逆レイプ要素が弱い代わりに、ヒロイン以外とのエロイベントはほとんどが女性上位な内容となっております。

迂闊に接触したラストに対して、「逃げようとしたら男がいると叫ぶ」と言って自分の性欲発散に付き合わせる展開が多く、プレイ内容も理不尽で身勝手なものばかりです。

また、男がいなくなって生活が大変になったことへの不満をラストにぶつける女性も多く、そうした女性からはハードな責めを受けることになり、男がいなくなった世界らしい問題だと感じました。

100人近いメイドに犯されるイベントもあります。

ただ、それだけ憂さ晴らしにラストを利用しても一線だけは超えることなく、やはり本番シーンは拝めません。

作者も本番シーンの少なさは気になっているそうなので、次回作ではもっとエロい作品を期待しています。

こんないじめを受けたい学生時代だった・・・

最後に

以上で本作の総評を終わります。

RPGとしては高い完成度ですが、エロゲーとしてはエロ要素の不足を感じるので、次回作ではもっとエロも意識した作品になってほしいです。

それでは最後にハーレムの5人を代表してアリシアから一言。

ありがとうございました!

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