今回で色仕掛け型テーブルゲーム マインズカナリアの総評をさせていただきます!
総評ですが、このゲーム、かなりおすすめです! ただし、オマケ要素には不満が多いです。
評価項目 | 点数 |
ストーリー,世界観 | 9/10 |
キャラ,絵柄 | 9/10 |
ゲーム性,ボリューム | 8/10 |
逆レイプ | 10/10 |
合計 | 36/40 |
アニメ遊戯王のような世界観
この作品の世界観はどこか既視感があると思ったのですが、私はアニメ遊戯王が近いと感じました!
具体的には、
- 1つのゲームが国内で大人気
- 巨大な企業や組織がそのゲームを普及させている
- 町の至るところでそのゲームをプレイ可能
- 揉め事があればそのゲームで決着をつける
- 裏で世界を揺るがす野望が渦巻いている
- 勝つために闇のアイテムに手を染める
- もう一人の僕がいる
- 「おい、デュエルしろよ」「マインズカナリアで勝負だ」
パッと思い付くのでこれくらいです。
ただ、比較対象を遊戯王とすると、このゲームはまだまだブッ飛んでないと感じてしまいました。
向こうは25年の歴史があるので相手が悪すぎるのは理解してますが、マインズカナリアの精霊くらいは出して良かったかもしれません。
それでも、無理して詰め込むと駄作が生まれそうなので、この作品の世界観は良くできてると評価して良いと思います!
カードゲームが主題のあっちと違ってこっちはエロゲーですので、エロを活かせる世界観にまとめたのは英断でしょう。
最終決戦でもこの勢いはスゴイ!
シデン君は以前から女性にこういうことをされてきたのかや、相手にスポーツマンシップが無いことなど、気になることは多少ありますが、まぁエロゲーですし、卑怯な手で負かされるというのは興奮しました。
プレイヤーに男が少ない理由や町中にマインズカナリアが浸透している不自然さも、作中で(多少無理はありますが)説明されているので、設定が破綻しているということも感じず、男が搾られる世界として受け入れやすいものとなっていると思います。
もう一人の僕:セイライ
ストーリー中盤で、シデン君のもう一人の人格であるセイライが誕生します。
セイライは相手の幸運を吸収するような圧倒的な運命力を持ち、誘惑も通じないためマインズカナリアの醍醐味を否定する存在です。
また、非常に凶暴で威圧的な性格のため、セイライと勝負した相手にトラウマを植え付けるなど、もう一人の僕ですがシデン君とは相容れない存在となっております。
セイライとの決着は真エンドに欠かせないので、エロだけでなくストーリーを楽しみたい変態はぜひ挑戦してください!
個人的にはエロゲーでも男キャラの話は面白ければアリだと考えているので、こういった展開はむしろ高評価としています。
マナーを守って楽しくマイカナ!
シデン君の性格はブレ気味?
キャラですが、良くも悪くも、シデン君のキャラが多面性のあるものとなっています。
最初こそ「クールだけどマインズカナリアには情熱のあるお兄さん」という印象でしたが、お姉さんの前では「誘惑されて取り乱す初心な少年」になってしまいます。
また、マインズカナリアやトライアライズが絡むと「趣味の話題で急に饒舌になるオタク」という一面も現れ、果てには「もう一人の僕」まで…
マインズカナリアが大好きというのは一貫しており、別に不快感があるわけではありませんが、プレイしていて「こんなに喋るキャラだっけ?」と思うことが何度かありました。
これが悪手とは思いませんが、見た目は真面目そうなメガネ男子じゃない方が良かったのかもしれません。
今どきはオタクもハイスペック?
メインヒロイン、誰?
一応、メインヒロインはリナコになっているはずですが、EXCESS M作品ではメインヒロインが空気になることが多く、リナコも例外ではありません。
シデン君と最も関係を深めていくのはかなかなですが、メインストーリーでの相棒はマリアが一番であり、ヒロイン論争が加熱しそうです。
ヒロインらしいシーンもあるんですけどね・・・
充実のサブキャラ
キャラ紹介でも少し話しましたが、この作品はサブキャラも豊富で、メインシナリオで登場した教師軍団やトライアライズの追っかけだけでなく、本編に出てこないプロレスラーやバーガー店員などとも戦えます。
そしてその全てに敗北エロが用意されており、サブキャラの相手だけでもかなりボリュームがあると思います。
私のオススメは初心者チームの千秋さんです!
メインシナリオでもユリさんと一緒に登場しますが、サブシナリオで本職のエレベーターガールとして再登場!
同僚の力を借りてシデン君にリベンジにきます。
このゲームに染まってきましたね・・・
負けてもハッピーエンドですが、先輩の意地を見せてやりましょう!
ヒロイン論争に参加したい変態は↓をチェック!
飽きると「オートでいいや」ってなる
このゲームの欠点は、シンプルなゲーム性ゆえに飽きやすいところにあるでしょう。
麻雀を簡単にしたゲームですが、シデン君の運命力が強すぎるために、余分なピースを捨てていけば勝手に役が完成してしまいます。
ただ、その運命力のせいで狙った役を作るのが難しく、麻雀のような2巡先を読んで牌を切るといった読み合いが機能しません。
良くも悪くも麻雀のような理不尽さが無く、どうせ勝てるならオート操作でよくなってしまい、ゲームとしての面白さは失われているように感じました。
エディットモードは不便が多い
エディットモードでは自分のオリジナルキャラをクリエイトしたり、好きなキャラだけを集めて対戦したりと、自分の性癖を詰め込んだゲームを楽しめます。
ただ、キャラクリエイトではシステムの不便さが目立ちます。
特に不便なのがカラー変更で、例えば服の色を決めてからスカートの色変更をしようとすると、スカートも服と同じ色が反映されてしまっています。
また、肌の色というのがストッキングや手袋の色とごちゃ混ぜで、どこをいじればどこの色が変化するかが非常に分かりにくいです。
慣れるまで時間がかかりそうです。
オリジナル対戦でも、自分でオリジナルキャラを用意して文章やセリフまで入力して自由なシチュエーションを堪能できるのは魅力的ですが、はっきり言って面倒くさいです。
そこまでしたいのなら、今の時代だとAIイラストを用いてノクターンノベルにでも投稿すればいいと思います。
そこで自由度を持たせるよりは、作者様の書いた追加シナリオを遊ばせてくれた方がプレイヤーとしては楽でいいかと感じました。
色違いキャラなら作りやすい?
安心の100%女性上位
今作はシデン君がリードする展開は一切なく、全てのシチュエーションで女性上位のエロシーンが用意されております。
内容も手コキ足コキ、フェラ、パイズリ、尻コキ太ももコキ、正常位、騎乗位といった基本は網羅しており、プロレス技のようなマニアックなエロまで用意されており隙がありません!
また、3対1でマインズカナリアをする都合、シデン君1人に対して複数人で襲い掛かるハーレム責めが多く、そこにギャラリーまで加わって大人数での責めが魅力です!
エロ闇の賭博では卑怯な手でシデン君1人を狙い撃ちにしてお金をごっそり奪っていく女性しかおらず、「こんな卑怯な女に負けるなんて・・・」という屈辱感が続く逆レイプをさらに色濃くしてくれて、М男としても大満足です。
敗北後の日常も描かれます。
強いて不満点を挙げるとすれば、メインヒロインとの個別ハッピーエンドが無いことです。
真エンドでもヒロインとはお友達のままですし、恋人となってからもエッチで敗北するシデン君を見られたらМ男としては嬉しいところです。
最後に
以上でこの作品の総評を終わります。
EXCESS Mではズルいお姉さんに囲まれて少年が搾り取られる作品を多数輩出しているため、この記事を読んで気になった方は同サークルの作品もプレイしてみてください。
2023年11月に新作も発売されました!
こちらも卑怯な手でお姉さん軍団に沈められる作品です。
おねしょた好きはぜひプレイしてください。
それでは最後に、皆様が思っている一言を。
ありがとうございました!